**札幌開智通信ブログ**
今回は、試験本番中に頭が真っ白になった時の対処法についてです。
方法① 次の問題(大問)に移る
大問が変わると使う知識も変わるので、先に次の大問を解いてみる。
そのあとにもう一度戻ってみると、気持ちが落ち着いて、さっきまでど忘れしていたことを意外と思い出せたりします。
頭が真っ白になった時はあまり粘らず、潔く次の問題に移ることが大事です。
これは先日のブログ本番に強くなるために | 開智学院 (kaichigakuin.com)でも書きましたが、
「損を嫌う人は本番に弱い」という点については、 わからない問題を後回しにできずに時間を多く使っ てしまう人、つまり「途中まで考えて時間を使った のに、後回しにするのはもったいない」と考える人 にも当てはまる
というのにも通じると思います。
方法② 不安な気持ちをことばで書き出す
頭が真っ白になっている状態とは、”脳のワーキングメモリが不安でいっぱいになっている状態”のことだそうです。
ワーキングメモリ(作業記憶)は日常生活や学習を支える重要な能力で、このワーキングメモリの働きによって、私たちは瞬時に適切な判断を行うことができるとされています。
頭が真っ白になった状態を解消するためには、不安を取り除き、ワーキングメモリをクリアにすることが必要です。
そのための方法として、不安な気持ちを問題用紙の裏などに書き出すことが有効です。(試験中なので短時間で)
本番中に困ったときのために、ぜひ参考にしてみてください!